エキサイティングな人生を

仕事とジャニーズにまみれる日々

アカデミック街道離脱のお知らせ

今思うと仕事始めの14日から本当に色々なことを考えて自分を追い詰めかけたけど後悔はしていない。

 

2年前の自分は、まさか学位を取らずに卒業することになるとは微塵も思っていなかった。やりたいと思ってやっとたどり着いた研究所だっだし、夢にまでみた研究世界にどっぷり浸かることができた最高の2年間だった。

 

ウガンダに行って調査して、環境教育活動して、調査地マネージメントして…

自分の得意なこと苦手なこと許せること許せないことをハッキリさせられるいい時間だったと思う。なんだか負けた気がして負けず嫌いの私はなかなか認めたくなかったが、担当教員からのハラスメントで結局やめることになったのは間違いない。自覚していないという点が厄介で、後半1年間は私も相当色々なアプローチをしたつもりだったが、ここまで来たら相手が変わることを期待するのはやめよう。そして、自分がつぶれる前に自分で決断してやめようと思ったのだ。

 

私がこの業界に入った時の気持ちが全くなくなってしまった訳ではないので、○○をどうにかしたいとか、○○業界に貢献していきたいといった気持ちはまだあるので、一度離れてから自分なりにどんなアプローチができるのか模索したいと思う。

 

そんなことを決断した1月中旬。26日に控えていた修論発表までは研究に集中したいという勝手な思いで就職活動も全くしていなかった。終わってから急いでリクナビマイナビに登録して、28日に説明会+一次選考、29日に二次選考を受けてきた。29日にはその場で内定を出していただき、なんと私の就職活動は最速の2日間で終わった。もちろんこの時期だからというのはあるだろうが、説明会の時点で2人だったし、アットホームな感じでとてもやりやすかった。転勤アリの総合職ということで、面接官から「地方出張で1週間以上ホテル泊とか平気?」と聞かれて「ホテルでもテントでも平気です(キリッ」という笑いを交える余裕もあり、今まで磨いてきた対人スキルを一気に発動させた2日間だった。

(自己アピールとか、「たくましいです!なんでもします!」とか言った記憶が…)

 

業界内の大手NPOの一般職募集が出ているので、ダメ元でそこに応募してみようとは思っている。しかし、妥協なく働きたいと思える会社にこの時期に巡り合えたのは本当に幸運だったと思う。

 

そして修論発表を終え、やめることを周りに言ってから本当に各方面から心配の連絡をしていただいたり、私の代わりに怒ってくれる人がいたり、食事に誘って事情を聞いた上で引き留めてくれる人がいた。今まで一生懸命作ってきた人間関係は間違ってなかったし、ここで離脱したって関わっていけるという確信と自信を得ることができたので嬉しかった。

 

 

p.s. 面接官に「一般職と総合職のどちらを希望されますか?一応、総合職の募集ではあったんですが。」と言われ、一般職と総合職の違いが分からず「どっちでもやります!」と答えた私はもう少し社会勉強が必要そうだ。(テニュアかノンテニュアか…とかならわかるんだけどね