YAMAZAKI KENTOくんを持ち帰ろうと思って直前でやめた話
今日って台風が来るって話だったよね。
朝から「台風って言ってたのに雨は降ってないですね~」なんていう桝さんを見ながら朝ごはんを食べて会社に行ったわけだが、月曜日からお酒飲んでなくて、1人で飲む気分じゃないしなーってなり、会社の同期♀を誘った。それに他2人も加わって、女子だけでご飯に行こうと盛り上がる昼休み。15時ごろに同期から「台風心配だし、やめとかない?」との連絡。こういう時に無理に誘うのが一番よくないと分かってるので、速攻お店もキャンセル。久々の女子会はなくなった。
しかし、いざ飲みに行こうと思っていた予定がなくなると、なんだか口が寂しいわけで…行きつけのタイ料理屋でカオマンガイとタイビールで乾杯。1人飲み。さみしくなんてない。と言い聞かせる。
タラレバ娘がドラマ化ということで、2杯目のビールを飲みながら読み始める。
うん、これがいけなかった。こんな時に読むもんじゃなかった。
7月と8月は、本気で婚活してみよう期間だったわけだけど、どれも上手くはいかなかった。合計4人の男性とご飯に行ったわけだが、恋愛を長いことしていない私にはどうしたら良いか分からず、相変わらずの営業トーク(いつもおじさんとするやつな)。ガチの夢トークしたって重いだけなのに、嘘ついてもしょうがないとかいって本音ぶつけて、ただの重い女。狭い道でスマートに道路側を歩いてくれたりとか、ドアを開けてくれたとかそんなことで浮かれているような25歳は、重かった。そして、また後悔。ハマってはいけない。浮かれてはいけないと。もちろん良い人もいた。好いてくれていたと思う。しかし、顔がダメだった。「顔とか気にしないんで∼キュンキュンするのはジャニーズで十分です~」なんて自分で自分にウソをついていたんだって良くわかった。イケメンとは言わない。しかし、ブサイクは無理だった。まずは自分の顔と体を見てから言えって話だけど。
そんなこと一人で悶々と考えながら丸ノ内でビール飲んでたわけ。怖すぎるよね~。
帰り道に帝劇があったので、ふらっと前を通る。幕間だったらしい。ヲタ大量発生。無駄に落ち着く。あかん。と思って通り過ぎる→超絶タイプのイケメンが立ってる→少し見てたら彼女がその子の後ろから登場して「わっ!驚いた?♡」とかやってる現場目撃→タラレバ読みながら1人ほろ酔いのOL25歳。あかん(2回目)。
帰りの電車も懲りずに続きのタラレバ読みながら最寄り駅まできて、本屋へ直行。こんなのイケメン拝まなきゃ寝られない!!キングちゃんの写真集買う!買ってやるんだから!とぶつぶつ言いながら芸能コーナーへ直進(怖い)。しかし、キングちゃんはそこにはいなかった。へこんでいる私の目に飛び込んできたのは「YAMAZAKI KENTO」と書いてある背表紙。思わず手に取ったよね。裏見て2100円。「え、安くね?2100円で目の保養とか、安くね?」と興奮気味に本を表に返してKENTOくんと目が合う。あ、買っちゃダメなやつだ。これかったら婚活できなくなる。そんなこと考えながら15分ぐらい突っ立てたと思う。
結局、私にはYAMAZAKI KENTOくんは買えなかった。あんな純粋な子見ちゃったら婚活とかできないもの。
ただでさえ、月曜日に超絶美しい上田竜也様を拝んだんだもの。一般男子に目が行くわけがない。25歳でこんなこと言っててごめんなさい。今週だけって決めてるから。来週からは、ちゃんと婚活再開するから。
分かってる。28とかまで婚活しなかったら、私は独身貴族を選んじゃうだろうって。だって、まともに長いこと男性とお付き合いしたことないし、30とか迎えられちゃったら折り返しなわけで、なんにも怖くなくなると思うの。オスの大きい犬とか買っちゃって、その子のために稼いで大きい車とか買っちゃって…………怖い。怖すぎる。
深夜のダメ恋図鑑とか読んで、男性陣に上から物を言ってる場合じゃないわけですよ。最高に面白いけど。
ああ、金麦ロング缶飲みながらブログを書き殴るような女を嫁にもらってえええええええ(ホラー)。