エキサイティングな人生を

仕事とジャニーズにまみれる日々

修了に向かって

アイドルに心を奪われ本人不在の誕生日会、お絵かき大会などを楽しんでいる一方で、昨日また一つ私の修士課程での発表が終わった。修論は日本語発表、英語スライドだったが、今回は英語発表、英語スライドだった。自分の言いたいことは言ってやったつもりだ。

 

私の場合、自分の中でどうしてもこの種をやりたいという気持ちが先にあり、研究にのめりこんだ。それはアイドルに心を奪われる前であり、どちらも熱中できたからこそ両立できたのだと思う。

 

東方神起チャンミンさんがファンに向けて言った言葉が私は忘れられない。

 

「ファンの方には僕を絶対的な存在にしては欲しくない。全生活を僕に費やすようなことをして欲しくはないんです。極端なことを言えば、僕を応援しなくてもいいから、自分の生活を大事にして欲しい。その中でたまに目にする僕の活動を栄養剤のように感じてもらえたら、それが一番嬉しいです。」

 

もちろんどんな気持ちで、どんな姿勢でアイドルを追いかけたって自由だと思う。しかし、この言葉を目にしたとき、私はストンっと腑に落ちた。頑張っているから、頑張れる。よく「そんなにライブとか舞台とか行きながら、よくやるよね。すごいよ。」と皮肉めいた言葉をかけられることがある。違うのだ。こんだけライブとか舞台とかに行って、刺激を受けているからこそ、こちらだって負けてられるかという気持ちで様々なことに向かえるのだ。

 

もともと負けず嫌いな私だからこそかなとも思う。この4月から象牙の塔を抜け出して新社会人になる。今までどんな橋だって真っすぐ全力で走っていたら誰かが助けてくれたし、応援してくれた。しかし、今回ばかりは石橋だと思って叩かずに渡ったら、橋が壊れてしまい、塔から落ちた。自分自身の装備はばっちりだったのに。また一からやり直しである。

 

テイラースウィフトが先日のグラミー賞で受賞した際のスピーチも胸に刺さった。

 

「年間最優秀アルバムを2度受賞した初めての女性として、みんなに伝えたいことがあります。あなたの成功を邪魔しようとする人や、その業績や評判を横取りしようとする人が現れるでしょう。でも、そんな人たちに惑わされずに、自分の仕事に集中していれば、いつかどこかで周りを見渡したときに気づくはずです。そこにいるのは、あなた自身と、あなたを愛し、あなたの背中を押してくれた人たちだから。世界で一番素晴らしい気分です。この瞬間をありがとう!」

 

自分の走る道がどこに続いているか分からず、不安しかない。しかし、この分野ではトップクラスの研究所を走り抜けた2年間は無駄にはならないと言い聞かせている。支えてくれる人もたくさんいる。決して、立ち止まらずに駆け抜けたいと思う。

 

修士の学位認定はもらったが…修士論文をがんばって完成させたいと思う。

 

 

p.s. 英語でスピーチすると声の感じが違ってキャラクターが違って見えると言われた。そんなもん?