エキサイティングな人生を

仕事とジャニーズにまみれる日々

時間が解決してくれなかった2年間

この記事は今更ながら田中聖脱退に関して、苦言を呈するものである。気分を害する方もいるかもしれない、自分が該当すると思われる方はブラウザの「X」を押していただきたい。
 
 
2013年10月9日14:15
KAT-TUN メール伝言板◆臨時号
 
 
忘れもしない、ちょうど2年前の今日である。(時差があるのでこちらはまだ9日。)
 
調査の後、研究室に戻る途中。小田急町田駅、前から3両目の前から2つ目の扉に乗り込もうとした時だった。スマホが震えて件名が表示された、直感でなんか嫌な予感がしたんだ。扉が開いて人が降りてきたけど、私は乗らなかった。後ろに並んでた人が不思議な顔してた。電車が行った後もメールを開く勇気がなかなかなかった。次の電車に乗りたい人が私の後ろに列を作り始めたのに気づいてベンチに移動して、メールを開いた。
 
KAT-TUNを応援してくれている皆様へ。
 
この文字見つけてすぐにスマホを切った。ああ、やっぱりこんな結末が来てしまったと。想像の範囲外だったかと聞かれたら、そうじゃなかった。それがまた悔しかった。何回もそんなことを連想させる彼だったからこそ、「ああ」と。でも思考と感情となんか色んなものが一気に押し寄せてきて、気づいたら泣いてた。途中から何にも聞こえなくなって、どのぐらいぼーっとしてたんだろう、隣に人が座って我に返って…ここではメール読む勇気ないからと移動。1人の空間になってから再びメール開封。雄ちゃん、じゅんの、たっちゃん、そして…かめ。驚き・混乱・悲しみ・動揺・残念・ケジメ…完全な事後報告だった。そして本人たちもなんだか納得しているようには思えない内容。私も全く理解ができなかった。LINEはたくさんくるし、また混乱の波がきて、泣くしかなかった。
 
色んな言葉を私たちにくれたよね。高い壁一緒に乗り越えたんだよね。これがKAT-TUNですって紹介してくれたのは君だったよね。次のコンサートでは、MC2時間やろうかって笑ってたよね。好きだった、大好きだった。何度もあなたの言葉に涙して、一緒にいたいって思わせてくれた。
 
 
正直、まだ私は消化しきれていない。考えないようにしている。「私たちと歩むことをなぜ彼が選択しなかったのか。」「私たちといることより彼がやりたかったことってなんだったのか。」「彼が発した今までの言葉は偽りだったのか。」これに私なりに答えが出せないからだ。未だに答えが出ない。だから、ChainのDVDはあれ以来見れていない。もちろん今の新生KAT-TUNを全力で応援しているし、かめを全力で支えると決めたから、その気持ちに変わりはない。
 
10月11日PON!に東京バンドワゴンの番宣出演すると情報が来て、気持ちの整理ももちろんできないままだったけど、駆けつけなければと体が先に動いていた。みんながどんな気持ちで集まっていたのかは分からないが、平日にも関わらず多くの人が日テレにいたのを覚えている。あの日は朝から謝罪して回っていて、なんであなたが謝ってるの…とただただ悲しかった。彼が出てくる前につーこさん(かめの現場にいるの初めて見た)から「1番傷ついてるのは彼だと思うから思いっきり手振って応援してあげて」とコメント。いつも通り手も振らずに来たが、帰り際に玉置さんがかめの手を持ってこちらに手を振る形にしてくれた。その時の切なそうな笑顔は忘れられない。この時に、田中聖は私の大好きな人を悲しみに追いやった人となってしまったのだ。
 
ここまで書いていて、何を上からと自分でも思ってしまうが、当時の気持ちそのまま書いたらそうなってしまった。アイドルのファンってなんて勝手なんだろう。彼らが一緒に歩んでいこうといってくれたから、その言葉に心酔してしまっていたのだ。君たちがいないと僕たちは前には進めない。そんな言葉を投げかけてくれるから、勘違いしていたのだ。でも、あの時は今彼らから離れちゃだめだって思ったし、僭越ながら支えてあげなければと思ったの。心酔していたい、勘違いしていたい。馬鹿だな私。
 
 
彼はすぐに音楽活動を始めた。言動も相変わらずだ。もう嘘にしか聞こえない。それが私の今の気持ち。時間が解決なんかしてくれない。
 
 
KAT-TUNに会えない時間が長ければ長いほど、みんなどんどん色んなことを考えるようになる。大丈夫、2年前と今は状況が全然違うじゃないか。個人の仕事も冠番組もラジオもある。DVDも発売される。シングルがない?アルバムがない?大丈夫。きっと10周年に向けて焦らしたいだけ。
 
大丈夫。これは自分にも言い聞かせてる。だって不安なんだもの。でも大丈夫、だよね。たくさんのハイフンさん、不安を共有させてください。ごめんなさい。
 
早くKAT-TUNに会えますように。
 
困難多きKAT-TUNの未来に幸あれ。